創業百二〇年

 古き良き
  料理旅館

勝﨑館

創業百二〇年。
レトロ「感」ではない、本物の古さ。
それが私たちの自慢です。

江戸・明治時代の石燈籠や屋敷と、
ステンドグラスやランプが混在する
大正ロマンの趣ある空間。

薪で沸かす、こだわりの銭湯で
ゆるりと日々の疲れを癒したら
四季折々の郷土料理をお楽しみください。

心穏やかなひと時をお過ごしいただけるよう
北陸・津幡ならではのおもてなしで
心を尽くしてお迎えいたします。

ごあいさつ

勝﨑館5代目当主の勝﨑 猛と、女将の勝﨑 ゆきです。
私たちの旅館には、最新設備や豪華な装飾などはありません。ここにあるのは歴史と人情だけ。夏には夏を、冬には冬を。歴史を重ねた建物と庭園、そして料理長こだわりのお料理から、北陸の四季をお楽しみください。小さな旅館だからこそ、心遣いを大切に臨機応変におもてなしいたします。めまぐるしく変わっていく世の中で、少しだけゆっくりと時間が流れるこの場所で、羽を休めていただければ幸いです。

あゆみ

百二〇年の歩み

明治22年(1889年)- 津幡鉱泉開湯
明治32年(1899年)- 初代 勝﨑市三郎が湯座屋として開業
大正元年(1912年)- 勝﨑館と名称変更。料理旅館として経営を拡大
昭和25年(1950年)- 永野弥平の屋敷を移築
平成15年(2003年)- 津幡温泉から銭湯「勝崎の湯」へ改称
平成20年(2008年)- 日本料理「原点 GENTEN」オープン
平成26年(2014年)- かつざきロビーギャラリー由(YOU)を新設
平成28年(2016年)- 平成27年度 いしかわ商工会ベスト店賞を受賞
平成29年(2017年)- 駐車場を大型観光バスも駐車できるように改修

歴史ある建造物

<永野弥平の屋敷>
明治期にサハリン沿岸のサケ・マス漁場の開拓者として名を馳せた網元・永野弥平の別邸が勝崎館の横に移築されています。当館2代目当主が買い取り、種類や原産地が不明だというミステリアスな床柱をご覧いただけます。

<江戸時代の石燈籠>
玄関前の巨大な石燈籠は、東京・上野の寛永寺(徳川家の菩提寺)にあったもので、作られたのは天明6年(1786年)とのことです。

料理とお風呂
 おもてなしの心

四季折々の料理でおもてなし

地元の食材、能登のお魚を使い、旬を大切にしたお料理をお出し致します。

水へのこだわり

館内で使用する水は全て、伊豆の天城山でとれた「天城抗火石」によって浄化しています。コーヒーもそのお水を利用し、まろやかで優しい味わいに感じられると言われています。